維新、二枚看板が本格始動

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共同通信

 日本維新の会の松井一郎代表(大阪市長)と吉村洋文副代表(大阪府知事)が14日、それぞれ香川県と京都府に入り、夏の参院選に向け活動を本格化させた。昨年の衆院選では二枚看板として躍進をけん引。今回も地元大阪での実績や「身を切る改革」をアピールして改選6議席の倍増以上の獲得を目指す。

 高松市で街頭演説した松井氏は、国会議員に月額100万円が支給される調査研究広報滞在費(文書通信交通滞在費から改称)の見直し議論の停滞を批判。「自民党が当たり前のことをやってくれれば(領収書公開を義務付ける法改正は)一瞬でできるが、半年たっても全く動いていない」と話した。