Published by
共同通信
共同通信
【ロンドン共同】英国防省が16日公表した戦況分析によると、ベラルーシは軍特殊作戦部隊のウクライナ国境付近への派遣を発表した。英国防省は、ウクライナ軍にとって北部国境付近への警戒が必要となり、東部ドンバス地域での戦闘支援に向けた部隊移動が難しくなるとの見方を示した。
またベラルーシ軍が防空、砲撃、ミサイルの各部隊を同国西部の演習場に派遣する動きがあることにも言及した。
ベラルーシの関与について、ロシア軍がウクライナの首都キーウ(キエフ)の掌握を目指した侵攻初期段階では、戦闘への直接的な関与はこれまで見られなかったと説明した。