Published by
共同通信
共同通信
千葉県で2017年に殺害されたベトナム国籍のレェ・ティ・ニャット・リンさん=当時(9)=の父レェ・アイン・ハオさん(39)が16日、我孫子市の遺棄現場を訪れた。ハオさんは、殺人や強制わいせつ致死などの罪で無期懲役の判決を受けた小学校の元保護者会長渋谷恭正被告(51)の上告が棄却されたと報告し「安心して眠ってほしい」と語った。
家族でよく見に行ったというバラを供え、手を合わせたハオさん。死刑判決を求めていたがかなわず「ある程度の刑罰を与えることができたが家族としては死刑にできず納得していない」と冷静に話した。
最高裁は11日付の決定で被告の上告を棄却した。