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共同通信
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日本郵便は16日、ロシアなど計6カ国に向けて運送中だった船便扱いの国際郵便物を5月下旬から差出人に順次返送すると発表した。新型コロナウイルス禍に伴う物流網の混乱に加え、ロシアのウクライナ侵攻で運送ルートが使えなくなったためだ。差出人が支払った費用は返金する。
返送対象は昨年11月から今年1月ごろに引き受けた手紙やはがき、約2万個の小包。現在はコンテナ船内や海外の倉庫に保管されている。手紙や小包が日本に到着した後、差出人の住所に届ける。
宛先はロシアのほか、ロシアを経由して運送する予定だったウズベキスタンとカザフスタン、キルギス、タジキスタン、ベラルーシ。