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共同通信
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【北京、平壌共同】北朝鮮の朝鮮中央通信は17日、新型コロナウイルスの感染が疑われる発熱患者が、16日夕までの1日で新たに26万9500人超確認され、6人が死亡したと報じた。4月末からの発熱患者の累計は人口約2588万人の5.7%に当たる約148万3千人になった。死者の合計は56人。
同通信は、感染状況が特に深刻な首都平壌で、朝鮮人民軍の軍医部門が全ての薬局に展開し24時間態勢で医薬品供給を始めたと報じた。平壌では生活用品の製造工場が稼働し、「人民班」と呼ばれる行政の末端組織を通じた食品の家庭への供給が行われている。