地下鉄から「世界の中心に直結」
タイムズスクエアに新しい出入り口完成
MTAが3000万ドルの費用と3年の月日をかけた地下鉄42丁目・タイムズスクエア駅の新しい出入り口が完成し、16日、お披露目した。同日、amニューヨークが報じた。
タイムズスクエアとグランドセントラル駅を結ぶ42丁目シャトル沿線を整備し、障害者がスムーズに利用できるようにしようという計画の一環。新しい出入り口はワン・タイムズスクエア・ビルの下あり、幅15フィートの階段やエレベーターが設けられている。階段の天井はガラス張りで、大晦日のカウントダウンに使われるクリスタルボールを象徴する。エレベーターは非常時に音声とテキストで交信できる最新式のもので、目や耳の不自由な利用者に配慮している。壁にはシカゴを本拠とする彫刻家、ニック・ケーブさんの4600平方フィートのモザイク作品が飾られている。
タイムズスクエア駅はニューヨークの地下鉄472駅の中で最も利用者が多く、コロナ前には平日1日で64万人が乗り降りしていた。改装中のワン・タイムズスクエア・ビルを所有する不動産ディベロッパー、ジェームズタウンも1000万ドルを拠出した。地下鉄、N、Q、R、W、1、2、3、7の各路線および42丁目シャトルにつながっており、MTAのリーバー局長は声明文で「世界の中心と呼ばれるタイムズスクエアに直結する」とコメントした。
→ 最新のニュース一覧はこちら←