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共同通信
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福岡県大野城市で14日、マンションから搬送され死亡が確認された生後7カ月の井上新大ちゃんの対応を巡り、市は18日の記者会見で、4月26日に緊急度の評価を最も高い「A」に上げていたと明らかにした。その後、母親に接触したのは同28日の電話だけだった。
市によると、3月にあった情報提供から総合的に評価し4段階の緊急度をBからAに上げた。次の訪問予定は今月17日だった。
母親が昨年5月に転入後、市は定期的に面談や電話で接触。最後に新大ちゃんを確認したのは今年3月末だった。
県警によると、母親が14日午後に消防に通報。複数の皮下出血が確認され、死因は肝破裂だった。