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共同通信
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防衛省統合幕僚監部は20日、中国海軍の情報収集艦1隻が19日、鹿児島県の大隅半島と種子島の間の大隅海峡を西に進み、太平洋から東シナ海へ抜けたのを確認したと発表した。収集艦は4月20日に奄美大島付近を通過し、太平洋に入っていた。約1カ月間にわたり、太平洋側で活動し、日米の艦艇の動向を探っていた可能性もある。同省が行動内容の分析を進めている。
防衛省によると、収集艦は5月19日午前9時ごろ、種子島の東約100キロを航行。その後、大隅海峡へ向かった。海上自衛隊の艦艇やP1哨戒機が監視に当たった。