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共同通信
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【ソウル共同】韓国の情報機関、国家情報院は19日、北朝鮮が発表している新型コロナ感染が疑われる発熱患者数の中に、腸チフスなど別の感染症病患者が相当数含まれているとの見方を明らかにした。
国情院が非公開の国会情報委員会に報告した内容を、出席議員が明らかにした。北朝鮮でコロナ感染拡大が始まったとされる4月末より前から、腸チフスなどの感染症がまん延していたためという。
北朝鮮が発熱者数を発表することについては「管理している姿勢を市民に示し、落ち着かせるため」とし、対外支援を訴えるためではないと指摘。コロナ感染のピークは5月末から6月初めとの推定も明らかにした。