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共同通信
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北九州市小倉北区の旦過市場で1924平方メートル、42店舗を焼いた火災で、市が事業再開を目指す被災者に対し、改装費などの補助を検討していることが19日、市への取材で分かった。6月議会に補正予算案を出す方針。
市によると、商店街の空き店舗に出店を希望する事業者向けの既存の補助制度に、火災や自然災害の被災者を対象とした特例を設ける。補助の割合は50%から80%へ、上限額は75万円から120万円へ引き上げる予定。
火災は4月19日未明に発生。市の相談窓口には、5月18日までの1カ月間に、被災事業者らから「店舗を再開したい」などの相談が計31件寄せられていた。