Published by
共同通信
共同通信
青森県十和田市の住宅で女性(84)が殺害された事件で、遺体が見つかった居間に血痕が集中しており、広範囲に多数見つかったことが20日、県警への取材で分かった。県警は同日、十和田署に捜査本部を設置した。
捜査本部によると、居間にあった木刀は、外部のものではなく、家族の持ち物だったことが新たに判明。凶器は鈍器とみられ、特定を急ぐ。遺体には抵抗時にできる防御創がなかったことも分かった。
事件発覚は17日夜で、同市西十一番町の自宅1階で無職小峰勝子さんが死亡していた。司法解剖の結果、死因は頭部打撲による失血と頭蓋内損傷。頭部に複数の傷があった。