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NY市内でも「サル痘」感染者か
「一般市民は感染リスクなし」とCDC専門家




米疾病予防センター(CDC)関係者は米国内で「サル痘」感染者が出たことを受けて、警戒を強めている。20日、CNNが報じた。
CDCによると、最近カナダへ旅行したマサチューセッツ州在住の男性が発病。病院で治療を受けている。これとは別に6人も感染が疑われている。この6人は5月初め、ナイジェリアから英国に向かう飛行機の中で発症者の近くに座っていたという。健康状態はよく、今のところ発症していない。さらに、ニューヨーク市保健局は現在ベルビュー病院に入院中の患者が感染した可能性があるとして検査中だ。
聞き慣れないサル痘は、通常、西アフリカや中央アフリカで見られる伝染病。天然痘と類似性があるものの、感染力、毒性ともに弱いという。また、天然痘ワクチンがサル痘にも効果があると考えられている。動物に噛まれることでヒトに移った後、ヒトからヒトへの接触感染、飛沫感染が起こりうる。症状は発熱、頭痛、発疹など。2003年には、ペットのプレイリードッグを感染源としてイリノイ州など米国内で47人が発病したこともある。
現在、英国、カナダなどでクラスターが発生中。CDCの人獣共通感染症専門家、ジェニファー・マッキストン氏は「これは異常な事態で懸念している」としながらも、「一般市民に、さしあたって感染リスクはないと考えている」と話している。
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