虚偽通報の被害男性、番組出演へ セントラルパークでの野鳥観察愛し

 

 

虚偽通報の被害男性、番組出演へ

セントラルパークでの野鳥観察愛し

 

ナショナルジオグラフィックTVの公式ツイッター(@NatGeoTV)よりスクリーンショット=16日

 

 2020年5月、セントラルパークで飼い犬を放し飼いにしていた白人女性から「アフリカ系米国人に脅かされている」などと言いがかりを受け、警察に虚偽通報されたクリスチャン・クーパーさん。テレビチャンネルの「ナショナルジオグラフィック」は16日、野鳥観察を愛するクーパーさんを取り上げた新シリーズ番組「Extraordinary Birder」(放映日未定)を発表した。ニューヨーク・タイムズ(17日付)が伝えた。

 マンハッタン区在住のクーパーさんは、長年にわたり世界中の鳥を観察。頻繁に訪れるセントラルパークでは、ハヤブサやフクロウなど200種以上が生息する様子の観察を今も定期的に楽しんでいる。一昨年のあの日、クーパーさんが犬にリードを付けるよう女性に求めたところ、女性は興奮。取り乱しながら警察に通報する様子をクーパーさんが撮影し、ツイッターに投稿した動画の再生回数は数千万回を超えた。

 クーパーさんはその後、ナショナルジオグラフィックから番組への出演オファーを受け、快諾。砂漠や都市、熱帯雨林、南部の田舎などを旅する様子をまとめた6本の番組が制作されたという。最近のインタビューで「バードウォッチングのゴスペルを広めるのが好きだ」と語った上で「多くの人々が立ち止まって(鳥を)見たり聞いたり、素晴らしい鳥に感謝するよう促すのが楽しみだ」と話した。

 


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