Published by
共同通信
共同通信
愛知県豊田市の取水施設の大規模漏水で、宮崎雅夫農林水産政務官が21日、現場の「明治用水頭首工」の復旧作業を視察した。宮崎氏は農工業用水の安定供給に向け、農水省として全力で取り組む考えを示した。
現地で県の古本伸一郎副知事と意見交換。古本氏は「この地域の命運がかかっており、国をあげて対応してもらいたい」と要請。宮崎氏は「どういうことが可能なのかしっかり検討する」と応じた。
漏水は15日に確認され、範囲が拡大。東海農政局は、矢作川に仮設ポンプを設置して工業用水の配水を続けているが、農業用水は停止している。5月中に最低限必要な農工業用水の確保を目指している。