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共同通信
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【シドニー共同】オーストラリアの総選挙で勝利した最大野党労働党のアルバニージー党首は22日、次期首相になると23日に宣言する方針を固めた。現在集計中の労働党の獲得議席が過半数に達しなくても、23日朝(日本時間同)に暫定的な「就任式」を開き、日米豪印4カ国の協力枠組み「クアッド」首脳会合に向け日本へ出発する。地元メディアが報じた。
24日のクアッド会合はアルバニージー氏にとって初の大仕事となる。訪日には次期外相のウォン上院議員も同行する。
アルバニージー氏は労働党につきまとう「親中」イメージの払拭に躍起だ。