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共同通信
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【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)の一部加盟国は23日までに、ウクライナに侵攻したロシアへの制裁としてEUが凍結した同国の資産を没収し、ウクライナの再建のための資金源に充てる計画をEUに提案する方針を固めた。24日のEU財務相会合で書簡を提出するという。ロイター通信が伝えた。EU内で今後本格的に検討される可能性がありそうだ。
エストニア、ラトビア、リトアニア、スロバキアの4カ国は書簡で「ロシア軍の侵略の犠牲者に対する補償を含めウクライナの再建費用の相当部分はロシアが負担しなければならない」と強調。ロシアへの新たな制裁の準備に着手することも求めた。