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共同通信
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【キーウ共同】ウクライナ国防省報道官は24日、ロシア軍が攻勢を強めている東部戦線について「全面侵攻が最も活発な段階に入った」と述べ、これまでで最も攻撃が激化しているとの認識を示した。地元メディアによると、ロシア軍は東部ルガンスク州の要衝セベロドネツク市近郊にある三つの町を制圧、同市では24日に市民5人が攻撃で死亡した。
同報道官は「東部戦線の状況は極めて困難だ。国の命運を左右する」と危機感を示した。ロシア軍が「南東部マリウポリのように、セベロドネツクの街を完全に破壊しようとしている」と強く批判した。