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共同通信
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防衛省統合幕僚監部は24日、中国のH6爆撃機とロシアのTU95爆撃機が同日午前から午後にかけて、日本海と東シナ海、太平洋の長距離を共同飛行したと明らかにした。中国は推定とみられる2機を含め4機、ロシア2機の計6機が飛行した。日本周辺で中ロの同様の行動が確認されたのは昨年11月以来。航空自衛隊の戦闘機が緊急発進(スクランブル)して対応した。
岸信夫防衛相は同日夜に記者会見。「クアッド」首脳会合が東京で開催された当日の飛行に「開催国たるわが国に対する示威行動を意図したものだ」などと強調し、両国に対し外交ルートを通じ、重大な懸念を伝達したと明らかにした。