Published by
共同通信
共同通信
衆院内閣委員会は25日、アダルトビデオ(AV)の出演被害救済に向けた法案を審議した。同日中に採決し、与野党の賛成多数で可決する見通し。今国会での成立を目指す。
与党プロジェクトチーム(PT)の座長で自民党の上川陽子幹事長代理は趣旨説明で「出演被害は将来にわたって取り返しのつかない重大な被害をもたらす」と述べ、年齢性別に関係なく救済対象とする点を強調した。
法案では、契約成立から撮影まで1カ月、撮影から公表まで4カ月を空けることを義務付け、出演者は年齢や性別を問わず公表後も1年間は契約を解除できる(施行から2年までは公表後2年間)とした。