伝説のカクテルバー、期間限定開店
6月、ホテル内に隠れ家風で登場
今年3月末に閉店したイーストビレッジの伝説的日本式カクテルバー「エンジェルズ・シェア」が来月から、ミッドタウンのホテルで、期間限定のポップアップ店舗をオープンする。ニューヨーク・タイムズが23日、伝えた。 約30年間にわたり、クラフトカクテルのパイオニアとして知られたバー。6月1日から9月上旬まで、6番街と30丁目近くにあるホテル・イベンティ(851 Avenue of the Americas)内で「エンジェルズ・シェア・アット・ホテル・イベンティ」として、夏季限定で営業する。
営業時間は、火曜から土曜の午後6時から深夜0時まで。 ホテル内のロケーションは、カクテルラウンジ「ザ・ヴァイン」の脇、目立たないドアの奥にある小さなスペースで、オリジナルのバーと同様に隠れ家風が特徴だ。ポップアップ店は、オリジナル店のファンにくつろいでもらうのが目的だといい、古いテーブルと椅子を使用。メニューには、オリジナル店で提供されていたカクテルも含まれる。
オリジナル店と同様、4人以上のグループは入店禁止で、入店は予約なしの先着順。また、オリジナル店で働いていたスタッフも、参加する予定だ。経営者であった父のトニー好田氏からバーを引き継いだ好田絵理奈氏は今秋、別の場所で「エンジェルズ・シェア」を復活させる計画を進めているという。
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