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共同通信
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【北京、シドニー共同】中国外務省によると、王毅国務委員兼外相は26日、太平洋島しょ国の歴訪を開始した。南太平洋の島国ソロモン諸島でマネレ外務・貿易相と会談し、安全保障面でソロモン諸島を「断固支える」と強調した。地域で影響力を拡大する構えだ。
王氏は「中国はソロモン諸島が国家の主権、安全、領土を守ることを断固支える」と述べた。中国はソロモンと安全保障協定を4月に締結。内容は明らかになっていないが、中国艦艇の寄港や軍隊、警察の派遣を認めるものとみられている。