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共同通信
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【キーウ共同】ウクライナに侵攻したロシア軍は26日、東部ルガンスク州のウクライナ側拠点への包囲網を強化、ウクライナ軍の防衛線内に突入を試みた。ウクライナ軍参謀本部は、突入が「成功していない」と発表した。要衝セベロドネツクと、近隣のリシチャンスクを巡る攻防が最終局面を迎えている。
両市の制圧は、ロシア軍がルガンスク州全域を支配することを意味し、ロシアにとって大きな戦果となる。ルガンスク州はロシアが完全制圧を目指す東部ドンバス地域2州の一つ。
ルガンスク州のガイダイ知事は、セベロドネツクと周辺の集落には最大で1万5千人の市民が残っていると説明した。