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共同通信
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東京地検特捜部長やプロ野球のコミッショナーを務めた熊崎勝彦(くまざき・かつひこ)さんが13日、心不全のため東京都内の病院で死去した。80歳。岐阜県出身。葬儀・告別式は家族で執り行った。喪主は長男章記(あきのり)さん。
東京地検特捜部でリクルート事件や故金丸信元副総理の脱税事件を担当、政界捜査で実績を上げた。1996年から特捜部長を務め、富山地検検事正、前橋地検検事正、最高検公安部長などを歴任し、2004年に退官した後、弁護士となった。
14年にプロ野球の第13代コミッショナーに就任し、巨人選手による野球賭博問題への対応などで手腕を発揮した。