看護の仕事、薬剤師分担を検討

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共同通信

 政府の規制改革推進会議は27日、医療・介護分野の改革や円滑な起業の支援などについての答申を取りまとめた。医療現場の人手不足を踏まえ、薬剤師が職種を超えて看護師の仕事を分担する「タスクシェア」を検討すると明記したほか、薬局の調剤業務の一部を外部に委託できるように見直す。スタートアップ(新興企業)が無形資産を担保にして成長資金を調達しやすくする制度の整備も求めた。

 会議では、脱炭素社会の実現に向けた施策も報告された。電気自動車(EV)のリチウムイオン蓄電池の保管に関する規制を欧米並みに緩和し、管理コストを減らすことでEVの競争力向上を後押しする。