米政権、多連装ロケット供与検討

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共同通信

 【ワシントン共同】米CNNテレビは26日、バイデン政権がウクライナへの軍事支援として多連装ロケットシステムの供与を検討していると報じた。最大射程300キロの強力兵器で、ウクライナが供与を要請していた。来週にも発表する軍事支援に含まれる可能性があるという。複数の当局者の話として伝えた。

 ロシアがウクライナ東部で攻勢を強めたことを受け、米政権はりゅう弾砲などに支援の軸足を移した。ただ、りゅう弾砲の射程は25キロ程度で、ウクライナはより長距離で交戦できる兵器を要求した。