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共同通信
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【北京共同】北朝鮮の朝鮮中央通信は29日、新型コロナウイルス感染が疑われる発熱患者が28日夕までの1日で新たに8万9千人超確認されたと伝えた。前日より約千人増えたものの、ほぼ横ばいの状況。死者が出たかどうかは前日に続いて報じていない。4月末からの発熱患者の累計は344万人超となった。
朝鮮労働党政治局は29日、平壌で協議会を開き、金正恩党総書記が出席した。未明から早朝にかけて開催されたとみられる。朝鮮中央通信は、感染状況が「統制、改善されている」との判断の下で今後の方針が討議されたと報じた。金正恩氏の発言内容は伝えられていない。