東部要衝90%の建物破壊

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共同通信

 【リビウ共同】ウクライナ東部ルガンスク州の要衝セベロドネツク市の市長は27日、ロシア軍の攻撃で街の建物の90%が破壊されたと述べた。ロイター通信などが伝えた。ロシア軍は3方面から同市と近隣のリシチャンスク市の包囲を図り、戦いが激化している。

 同州のガイダイ知事は「十分な戦力と補給があり、今後数日で陥落することはない」と強調したが、完全に包囲される前の撤退も視野に入っているとした。

 東部ドネツク州では親ロ派部隊が27日、州北部の鉄道の拠点リマンを制圧したとしたが、ウクライナのゼレンスキー大統領は「占領者がわが物と思うのは間違いだ」と反発した。