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共同通信
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【オデッサ共同】黒海に面し、ウクライナの主要な食料輸出港を抱える南部オデッサのゲンナジー・トルハノフ市長が28日、共同通信のインタビューに応じた。「市を包囲されるような事態は絶対に避けなければならない」と要衝防衛の決意を表明、黒海沿岸の港湾活動の妨げが世界的な食料危機を引き起こしかねないとして、ロシアによる海上封鎖を批判した。
ウクライナは小麦やトウモロコシなど穀物の有数の輸出国で、欧州や中東、アフリカなどが主な相手先。ロシアの侵攻を受け、小麦などの国際価格は高騰しており、供給不安が広がっている。