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共同通信
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林芳正外相は30日、北マケドニア(旧マケドニア)のオスマニ外相と外務省で会談した。ロシアのウクライナ侵攻について、アジアを含む国際秩序全体の根幹を揺るがす事態との認識で一致した。オスマニ氏は、軍備を増強する中国や北朝鮮を念頭に「日本のアジア情勢に対する懸念を共有する」と言及。日米が実現を目指す「自由で開かれたインド太平洋」構想への支持を表明した。
東欧の北マケドニアは、2020年3月に北大西洋条約機構(NATO)に加わった最も新しい加盟国。オスマニ氏は「NATOと日本の海洋安全保障、サイバー分野での協力深化を歓迎する」と強調した。