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共同通信
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【上海共同】新型コロナウイルス対策のロックダウン(都市封鎖)を続ける中国上海市は30日、6月1日午前0時から大部分の住民の外出を認め、地下鉄やバスなど公共交通機関の運行もほぼ再開させると発表した。事実上の封鎖解除とみられる。
市の全人口の9割程度に相当する約2200万人が外出許可の対象。感染者が出ている居住区では外出制限を継続する。タクシーやインターネット配車サービスの運行も再開させ、自家用車も使用できるとした。
中国当局によると、上海では今月29日に67人の新規感染者を確認。1日当たりの感染者数としては3月28日の封鎖開始以来の最少を更新した。