中朝国境で変異ウイルス確認

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共同通信

 【北京共同】中国遼寧省の丹東市は30日までに、新型コロナウイルスのオミクロン株の派生型「BA・2」がさらに変異し感染力が高く潜伏期間が短いウイルスが新たに同市で見つかったと発表した。丹東は鴨緑江を挟んで北朝鮮・新義州と接し、貨物列車が運行されてきたが、丹東でのコロナ感染拡大が原因で4月29日に中断されている。

 中国と、感染が疑われる発熱患者が増えている北朝鮮は、ともに相手国からのウイルス流入を警戒しており、丹東での新たなウイルスの確認は鉄道再開時期に影響を与えそうだ。