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共同通信
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日本海の好漁場・大和堆周辺で6月からイカの漁期が始まるのを前に、第9管区海上保安本部(新潟)は30日、日本の排他的経済水域(EEZ)内で違法操業する外国漁船への対処を想定した訓練を水産庁と合同で27日に実施したと発表した。現場海域では既に警戒態勢を取っている。
9管によると、新潟海上保安部所属の巡視船「えちご」と搭載ヘリ、門司海上保安部所属の「くにさき」のほか、水産庁の漁業取締船「白萩丸」が連携し、退去警告や放水の訓練をした。
海上保安庁によると、21年には、中国漁船148隻に退去警告をした。