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共同通信
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北海道・知床半島沖の観光船沈没事故で、第1管区海上保安本部(小樽)や海上自衛隊などは30日午後も、行方不明者12人の一斉捜索を続行した。捜索は2日目。参加予定だった地元の漁船や観光船では、悪天候のため出航できないケースが相次いだ。羅臼、標津両町では漁船が出航したが、短時間で引き返した。
1管によると、30日の捜索には海保の巡視船や航空機などが参加。道警が沿岸部で、海保の潜水士が海面付近で不明者を捜した。
網走港に運ばれた観光船「KAZU 1(カズワン)」は6月1日に作業船上から陸揚げし、港近くで保管。同日、乗客家族に公開される予定。