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共同通信
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厚生労働省の専門部会は30日、米医薬品大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)のグループ会社ヤンセンファーマ(東京)の新型コロナウイルスワクチンについて、製造販売を承認することを了承した。厚労省は速やかに承認する方針で、国内で使える5種類目の新型コロナワクチンとなる。
既に承認された四つのワクチンは最初に2回の接種が必要だが、J&Jのワクチンは1回で済むとされる。米国などで使われているが、接種後、まれに血小板減少を伴う血栓症が報告されている。米国では他社製のワクチンが入手できないか医学的に接種できない18歳以上の人に使用が限られている。