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共同通信
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安倍晋三元首相の後援会が主催した「桜を見る会」前日の夕食会費補填問題で、2017~19年の3年間にサントリーホールディングスが計約45万円分の酒類を夕食会に無償提供していたことが31日、同社への取材や刑事確定記録から分かった。同社は「安倍氏の事務所から多くの人が集まると聞き、自社の製品を知ってもらう機会と考えて協賛した」としているが、専門家は違法献金の可能性を指摘する。
問題を巡っては、後援会の穴埋め分を政治資金収支報告書に記載しないという不正な処理が長年続けられていたことが既に判明している。