不用品回収、高額請求注意

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共同通信

 不用品や粗大ごみの回収サービスで追加費用が一切ないというウェブサイト上の表示は「虚偽・誇大な広告・表示」に当たるとして、消費者庁は1日、消費者安全法に基づき2社の事業者名を公表し、注意喚起した。

 消費者庁によると、2社は「ADW」(東京都港区)と「Triple R」(福岡県桂川町)。同じ男性が代表を務め、「KADODE」などのサイト上に「定額パック料金は全てが込み込み」「追加費用一切なし」といった表示をしていた。

 回収を委託された別業者が不用品をトラックに積んだ後、処分やリサイクルに別途料金がかかると説明し、パック料金を上回る額を請求した事例があった。