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共同通信
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【ワシントン共同】バイデン米大統領は5月31日、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長とホワイトハウスで会談した。記録的な物価高への対応や、世界経済を巡って協議。バイデン氏は記者団に「(FRBが)金融政策を使って米国の物価上昇に対処する」と訴え、FRBの独立性を尊重する考えを改めて強調した。
両者が公式に面会したのは、バイデン氏がパウエル氏を再任指名した昨年11月以来となる。今回はイエレン財務長官らも同席。米国の4月の消費者物価指数は前年同月比8.3%上昇と大きな伸びが続いており、バイデン氏は物価対応が「最優先事項だ」と述べた。