韓国統一地方選で与党が優勢

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共同通信

 【ソウル共同】韓国の尹錫悦政権下で初の全国規模の選挙となる統一地方選が1日、実施された。KBSテレビなどの出口調査では、主要な17の市・道の首長選のうち過半数の10カ所で保守系与党「国民の力」の候補が優勢。革新系最大野党「共に民主党」の優勢は4カ所にとどまった。就任から間もない尹大統領の政権運営に弾みがつきそうだ。国会議員の補欠選挙も7選挙区で実施された。

 与党が勝利すれば、尹氏が大胆な政策実行に踏み切りやすくなり、日韓関係改善にも積極的に乗り出すとの見方がある。

 5月就任の尹氏はバイデン米大統領との会談で本格的な外交デビューを果たし、支持率が上昇した。