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ブルックリンの教会で聖櫃盗まれる
純金製200万ドル相当、「非道な行為」

ブルックリン区の聖オーガスティン・カトリック教会に何者かが侵入し、純金製で宝石が散りばめられた200万ドル相当の「タバナクル(聖櫃)」(せいひつ)が盗まれたことが明らかになった。ニューヨーク・タイムズが5月30日、伝えた。
ランク・トゥミノ司教が、メモリアルデー3連休が始まった先月28日、大聖堂の祭壇が破壊されているのを発見。電動ノコギリで祭壇を切り開き、タバナクルを持ち出したとみられる。パークスロープ地区の中心に位置し、地域の「ノートルダム」と呼ばれる茶色の石造りで知られる教会は1888年に設立。タバナクルは同年に作られたものだという。
トゥミノ氏は声明で「この美しい教会で最も神聖な空間に泥棒が入り込み、セキュリティ・システムを破壊したのは非道な行為だ」、「無礼と憎悪に満ちた、恥知らずの犯罪だ」と糾弾。声明によると、教会関係者は何者かが侵入したのは27日と推定。教会内の金庫も切り開かれており、何も残されていなかったという。
ニューヨーク市警(NYPD)は、木曜日の午後5時半から土曜日の午後4時の間に犯行が行われたとみて、捜査を開始。個人による犯行か、グループが実行したかなどを見極めながら、調べを進めている。犯行当時、教会は工事中で閉鎖されており、聖堂内の監視カメラは作動していなかった。
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