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共同通信
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高松市はバイオマス発電に取り組む市内の下水処理場で、廃棄うどんを活用して発電量を増加させる実験を始める。実験開始に合わせて3日、同市と廃棄うどんを提供する製麺会社が協定締結式を開いた。夏場に低下する発電量の安定化と同時に食品廃棄物の有効利用を促すのが狙いで、1年間で必要なデータを収集する。
高松市の東部下水処理場では、下水汚泥の処理過程で発生するガスを使ったバイオマス発電に2016年から取り組んでいる。今回の実験は廃棄うどんと汚泥を混ぜてガスの発生を促進し、発電量を増加させる。廃棄うどんはさぬき麺業(同市)が提供する。