NY州、娯楽用マリファナ解禁へ準備着々
マーケティング方法やパッケージの規制案発表
ニューヨーク州大麻規制委員会は1日、娯楽用マリファナのマーケティング方法やパッケージに関する規制案を発表した。同日、ニューヨークポストが報じた。
それによると、テレビ、ラジオ、SNSでの広告やスポーツなどのイベントスポンサーは認められる。ただし、漫画やアニメのキャラクター、セレブリティ、おもちゃのイメージなどを使用して子供を標的にすることは禁止。「ストウナァ」「ウィード」「ポット」などの隠語を使うこともできない。
パッケージには黄色い三角形の中に大麻の葉と成分のTHCを表示し、赤い丸の中に「21+」と明記する。治療や健康の効果をほのめかしたり、「オーガニック」「クラフト」といった文字を使用したりすることはできない。「子供やペットの誤飲誤食に注意」「21歳以上のみ」「妊娠中や授乳中の女性には勧めない」「機能障害や依存症を引き起こす可能性がある」といった警告表示も必要となる。同委員会のライト委員長は「公衆衛生を守り、危害を減らし、持続可能な産業を確立するために高い基準を維持することが肝要だ」とコメントしている。この規制案は、60日間の公示期間後、最終決定される。
州は今年の秋に販売ライセンスの承認を行い、年末までには州内で娯楽用マリファナ解禁を実現する予定。
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