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グラセン地下、LIRR新駅誕生
地下15メートル、列車本数大幅増へ
グランドセントラル駅の地下に、ロングアイランド鉄道(LIRR)を乗り入れる計画「イーストサイドアクセス」の主要工事がこのほど完了した。ニューヨーク州都市交通局(MTA)は5月31日、年内のオープンに向け、新駅の名称を「グランドセントラル・マディソン (GCM)」に変更すると発表した。ゴッサミストが報じた。
MTAが、15年の歳月と110億ドルをかけて建設した。GCM駅は、地下100フィート(約15メートル)にあり、マディソン街の38~50 丁目にある複数の出入口に、エレベーターやエスカレーターでアクセスできる。最大のメリットは、ロングアイランドから ニューヨーク市に向かう列車の本数を大幅に増便できる点だ。MTAは新たなスケジュールを作成しており、ペン駅とGCM駅に列車を振り分ける計画。市全体へ向かう列車を40%、マンハッタンへ向かう列車を58%増便する方針だ。
現在、朝の通勤時にマンハッタンに入るLIRRの列車は1日76本。MTAの調査に対し、通勤客の約半数がGCM駅を利用すると答えたことを受け、朝のラッシュ時の本数を 120本まで増やすとしている。ただ、市民団体「パートナーシップ・フォー・ニューヨーク・シティ」の直近調査によれば、マンハッタンに勤める会社員の約半数が、今秋の平日には「出勤しない予定」と答えている。
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