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共同通信
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北海道・知床半島沖で観光船「KAZU 1(カズワン)」が沈没した事故で、前方甲板の下にある船倉部分を区切る隔壁に穴が開いていたことが3日、捜査関係者への取材で分かった。第1管区海上保安本部(小樽)が引き揚げ後に船体を調べた結果、判明した。前方にある船倉がつながってしまったため、大量の水が船首部分に集まり、バランスを失って沈んだ可能性がある。
国土交通省によると、船倉には船首部分と機関室の前後に計3枚の隔壁があった。捜査関係者によると、一番前にある船倉と、次の船倉とを仕切る隔壁に穴が開いていたという。
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