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共同通信
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【上海共同】中国で3日、端午節に伴う3連休が始まり、新型コロナウイルス対策で約2カ月続いたロックダウン(都市封鎖)が解除されたばかりの上海市では観光地などに人が殺到した。厳しい封鎖生活から解放された市民らは自由を満喫し、存分に羽を伸ばした。
中心部を流れる黄浦江沿いの観光名所、外灘(バンド)にはマスク姿の人が大勢集まり、記念撮影や散歩を楽しんだ。
対岸にある金融街の風景を眺めていた共産党員の男性(32)は「狭い部屋に閉じ込められていたから広い場所に来たかった」と頬を緩めた。習近平指導部の「ゼロコロナ」政策は「市民から信頼されていない」と声を潜めた。