Published by
共同通信
共同通信
長崎大核兵器廃絶研究センター(RECNA)は3日、世界9カ国が6月時点で約1万2720発の核弾頭を保有しているとの推計結果を発表した。昨年と比べ約410発減少しているが、質的な軍拡は進み、ロシアのウクライナ侵攻や北朝鮮の相次ぐミサイル発射を受け「各国で自衛のための核依存度が高まっている」と危機感を示した。
世界各国の専門機関や研究者の文献を基に推計した。多い順に、ロシア5975発、米国5425発、中国350発、フランス290発、英国225発、パキスタン165発、インド160発、イスラエル90発、北朝鮮40発。