Published by
共同通信
共同通信
京都市北区の私立洛星中・高を運営する学校法人ヴィアトール学園は3日、元事務局長の男性(61)が約5200万円を着服したとして業務上横領の疑いで捜査機関に告訴したと発表した。法人は5月20日、元事務局長を懲戒解雇。元事務局長は「妻の治療費や生活費に全て使った」と説明し弁済の意向を示しているが、見通しは立っていないという。
法人によると、元事務局長は2017年8月~22年5月、管理していた銀行印を使い、学費や私学助成金などが入る口座から計49回にわたり現金を引き出したとしている。 1回当たりの引き出し額は100万円が中心。経理処理は「仮払い」と偽っていた。