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共同通信
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【ワシントン共同】ブリンケン米国務長官は3日、民主化運動を武力弾圧した天安門事件から4日で33年となるのに合わせて声明を発表し「中国軍の残虐な襲撃によって突然抗議が終わった」と改めて非難した。「香港や新疆、チベットでの中国の残虐行為や人権侵害の責任についてもはっきりと意見を述べ、追及し続ける」と表明した。
声明は「天安門事件の日の記憶をもみ消そうとする中国、香港当局が香港で事件の犠牲者追悼集会を禁じる中、民主主義や自由を懸けた闘いが続いている」と指摘。民主化運動に参加し「人権と基本的自由のために立ち上がった人々のことを毎年称賛し、思い出す」と強調した。