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共同通信
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岸田文雄首相は、今月29、30両日にスペインの首都マドリードで開かれる米欧の軍事同盟、北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に出席する方向で検討に入った。ロシアのウクライナ侵攻や、台頭する中国への対応で米欧と連携を強化する狙いがある。実現すれば日本の首相として初。参院選の日程と重なるとみられるため、首相が選挙情勢などを加味した上で最終判断する。政府関係者が4日、明らかにした。
関係者によると、首相は26~28日にドイツ南部バイエルン州のエルマウで開かれる先進7カ国首脳会議(G7サミット)に出席した後、スペインに移動する見通し。