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共同通信
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岸田文雄首相は3日の参院予算委員会で、ウクライナへの侵攻を続けるロシアに対し「強力な制裁が重要だ」として、停戦に向けたプーチン大統領との会談は予定していないと説明した。侵攻に伴う物価高騰への対策は効果が出ていると強調。立憲民主党は、戦闘終結のため外交努力を要求した。防衛力を抜本的に強化するとの政府方針についても論戦になった。
立民の福山哲郎氏は、欧州諸国は対ロ制裁で連携しながら、プーチン氏との首脳会談も行っていると指摘。首相は「直接働きかける前に、国際社会の一致した強いメッセージを発することに専念する」と直接対話を否定した。