泉代表「安倍かいらい政権」

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共同通信

 立憲民主党の泉健太代表は4日、政府の物価高騰対策について「ガソリン価格の値上がり以外に手を打てていない」と指摘した。岸田政権に対しても「アベノミクスから脱却できていない。安倍かいらい政権と言ってもいい」と批判した。仙台市で記者団に語った。

 参院選の争点を問われ「物価高対策だ」と明言。岸田文雄首相が掲げる「新しい資本主義」に関しては「分配政策に具体策がない。生活者目線の政治を早く取り戻さなければならない」と訴えた。

 立民が検討している内閣不信任決議案を巡っては「今の政権は信任に値しない。その考えを軸に対応を決める。協議して近々、表明したい」と述べた。